がん検診を受けるのが不安と感じてしまう理由の一つに、がんが見つかったら怖いからという事がある人も少なくありません。ただ、がんが見つかったら怖いと感じる人程、しっかりと受けておいた方が良いのががん検診です。検診を受ける事で、早期発見の可能性を高める事が出来ます。現在、健康診断でがん検診が始まるのは、35歳以降や40歳以降等、企業や自治体によって様々です。
最初の検診は、それまで検査をしていない状態の為、がんが見つかると、進行をしている可能性があります。ただ、最初の検診が始まり、毎年、もしくは2年に1回等、決められたペースで検診を受けると、治療可能な状態で、がんを発見しやすくなります。ですから、本当にがんが怖い、治療が不安というのであれば、定期的に検診を受けるようにしておく事が大切です。更に、気をつけておきたいのが、がんが見つからなかった場合に、油断をしないという事です。
検診によって見つかるのは、一定の大きさになったがん細胞です。それよりも小さな状態のがん細胞は、検診を行っても見つからない可能性が高まります。ですから、検診で何も見つからなかったとしても、それは体内にがん細胞が全くないという事ではありません。ただ、定期的に検診を受けると、細胞が大きくなった時点で、すぐに発見する事が出来ます。
それにより、治療で治る時点で、発見が可能となります。がんになりたくないと考えるのであれば、定期的ながん検診がお勧めです。