人間ドックを受けるべきなのは理解していても、いつ、どんな検査を受ければ良いのかわからない。そういう方は沢山いらっしゃると思います。人間ドックには基礎ドックと専門ドックがあります。基礎ドックは会社が定期的に行う健康診断で、身体測定や血液検査、胸部レントゲン尿検査など生活習慣に深くかかわり発症する病気を発見するための検査になります。

いっぽうの専門ドックは日本人の3大疾病であるガンや心筋梗塞、脳卒中などの病気を早期に発見することが目的とされた検査です。ですから検査内容もCTやMRI、超音波な高度な医療機器を使った詳細な検査が行われます。特にがんは複数の検査を組み合わせないと、発見できない場合もあります。例えば超音波検査では水分や空気の入った臓器のがんを見つけるのが苦手です。

全身のがんを一度で見つけられるはずのPETも脳腫瘍や膀胱がんの発見が困難です。ですから、人間ドックを受ける場合定期健診と一緒に専門ドックを受ける方法をおすすめします。加齢やタバコの喫煙歴、高血圧にメタボリックシンドロームなど生活習慣病があるならばがんになるリスクも高まってしまいます。40歳をすぎたならば、3年に1度のペースで専門ドックを受けられた方が早期発見にも繋がり、重篤な状態を避けられます。

人間ドックは日帰りで3万ほどの費用が掛かり、一泊ならば4万くらいになります。脳ドックや肺ドックなど年齢や生活習慣などを鑑みて個別に受けられたなら、費用も全身を一度に検査するよりも安価にすませられ安心も得られます。

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